会長挨拶

函館歯科医師会ホームページをご覧いただきありがとうございます。

函館は、北海道における歯科医師発祥の地で、明治9年に歯科医師第1号が開業したという記録があります。当会は、1918年(大正7年)に設立され、官制歯科医師会を経て1947年(昭和22年)に現行の歯科医師会として発足しました。現在、約220名の歯科医師が会員となっている一般社団法人で、道南圏域(渡島・桧山)の18市町に在住する皆様のお口の健康の維持・増進の担い手として活動しております。

近年、幼少期から老年期までの各ライフステージに必要な歯科医療は多様化しておりますが、幼少期のむし歯、学童期のむし歯と歯肉炎、成人の歯周病、高齢者の口腔機能低下等、それぞれのライフステージの口腔健康管理を適切に行うことが健康寿命を延ばすことにつながると言われています。

日本歯科医師会が提唱した8020運動により、高齢者の残存歯数は多くなってきています。口腔の健康管理が全身の健康維持と関係があることは、広く知られるようになり、今後平均寿命が延びることによって、口腔ケアが必要な要介護者の増加が予想されます。私たち函館歯科医師会は、地域住民の口腔機能を維持することにより、オーラルフレイルを予防し全身状態の維持向上に努めてまいりたいと考えております。

当会が運営する函館口腔保健センターでは、休日歯科診療、障がい者(児)歯科診療、成人歯科健診、幼児・妊産婦歯科健診、幼児のフッ化物塗布、歯とお口の健康教室(口腔保健推進事業)などの事業を行っております。ぜひ、ご活用いただき歯とお口の健康維持にお役立ていただきたいと思います。また、当会会員の診療所で定期的な歯科健診を受け、良好な食生活を送っていただきたいと思います。

また、寝たきりなど在宅でのお口の相談が必要な方は、在宅歯科医療連携室をご利用ください。

当会ホームページでは、イベント情報や動画配信をしておりますので、ご活用いただきたいと思います。